2023/08/14

AEDの無料貸し出し構想 対象はスポーツクラブなど

 東村山市では市民にAEDの短期貸し出しはやっていません。他の自治体では公共性があれば短期の貸し出しをしているところはあります。(市民マラソン大会とか)。ALSOKやSECOMなどで短期レンタルをしていますが、相場は15,000円~で、気軽に借りることはできません。  
 そこで当初、格安でAEDのレンタル事業を考えていたのですが、これには「高度管理医療機器等販売業許可証」が必要であり、これは新規参入者・他業種からの参入者には無理であることが分かりました。たしかに、病院などに卸す医療機器であれば十分な管理は必要であり、専門知識や経験が必要だと思います。ただ、AEDに関しての日常点検は、本体にセルフチェック機能があるので、管理者はそのインジケータが正常であることの確認、消耗品であるバッテリーやパッドの交換時期の確認だけなので、特に貸出ししても、問題は起きないだろうとは思っています。
 レンタルは無理・・・ならば、いっそのこと無料で貸し出せば、なんの許可もいらないのでは?「自分が持っているものを、どう使おうが勝手だろう。」と。ちょっと法的にグレーっぽいですが・・・。
  
当方のメリット 
 先日4万円かけて新聞折込チラシを配布したのですが、反応は1名売り上げ500円でした。 不特定に配布するよりは、伝わる人間に伝えた方が良いのではと、思っております。スポーツクラブの指導者さん達なら、応急手当の大切さ・AEDの有用性がよく伝わるのではと思っています。特に屋外スポーツではAED確保が難しい場合も多いのではないでしょうか。 
 遠征などでAEDをアピールしていただければ、相手チームの指導者も「あれ、いいな~。どこかで借りたの?」となり、「いや、レッドキャップってとこで、チームで応急手当の講習受けたことがあれば無料で貸してくれるよ」「まじか?」ってならないかな~って。 
 AED本体価格28.6万円耐用年数8年なので、35.750円/年 2,980円/月のコストで宣伝してもらえるなら、安いと思っています。 当教室のAEDはバッテリーとパッドが一体型で、一度使用したら全交換となります。その費用は40,700円ですが、救命使用であるならば回数制限なく交換してもらえる契約となっています。なので、貸出AEDを使用したとしても消耗品の交換費用の請求は発生しません。 

利用者のメリット 
 遠征先や合宿先のグラウンドや施設にAEDが設置されているとは限りません。もしもの時に直ぐに使えるのは安心。お守りとしてAEDがあると心強い。そして、なにより無料であること。もしAED使っても、パッド代等は請求しませんから、必要と判断した時は迷わず使って下さい。完全な心停止の場合だけでなく、もしかしたら心停止するかもしれないから、万が一の保険として使用するのも正解です。パッド代を気にしてAEDの使用をためらわないでください。 

継続困難となる場合 
 盗難・紛失・破損・・・気軽に借りてもらえなくなるので損害賠償請求はしません。が、2台目購入はちょっと厳しいです。高価な精密機械であるので、ぜひ丁寧に扱っていただきたいです。
 
なるべくいろんな団体から取り合いになるのが、こちらの理想です
どうでしょう?

2023/08/07

 

夏休み特別講習のご案内


期間          831日まで

対象          小学生・中学生・高校生と同伴のご家族

(小学生は概ね高学年からと考えていますが、やってみたい意思があるなら 年齢は不問)

もちろん1人で受講しても構いません

料金              一次救命処置の基礎コース4講習を総額500円で提供します

(通常は一人一講習500円なので一人2000円です)

更に、一人500円ではなく、一家族500円とします

例えば、お子さん二人・父母・祖母の五人でも500円です


受講済みの講習は以降ずっと無料で受講できます

半年後でも1年後でもずっと無料です

お子さんだけでなく、ご家族にも講習カードを提供しますので、ご家族も同様に受講済みの講習は無料で何度も受講できます

フリースペースもありますので、講習スケジュールに関係なく自分の練習もできます


講習内容         胸骨圧迫(基礎)②人工呼吸(基礎)③AEDの使い方(基礎)

気道異物除去(基礎)の4講習です

講習時間         各講習1時間です 

一日1講習ずつ受講しても、一気に4講習を受講してもかまいません


その他に出費はありませんが、ご希望者が任意で購入できるアイテムも用意してます

①テキスト・・・購入の必要はありませんが、復習用に(550円)税込み

人工呼吸の講習では「やったふり」で進めます。追加で購入するものはありません。新型コロナの流行で実際に人形に口をつけて、息を吹き込む練習は、感染予防から見てかなり厳しいです。しかし、追加の出費があり、取り付け作業もとても面倒ではあるのですが、実際に人工呼吸を練習できるようなアイディアもあります。講師に相談してみてください。

実際に人工呼吸を練習する場合に必要な追加購入品

②人工呼吸用逆流防止弁付きマウスピース(220円)税込み

③人工呼吸練習用使い捨て肺パック(440円)税込み


2023/07/14

 昨日、本日と災害時支援ボランティアの活動として、中学校での普通救命講習のお手伝いをしてきました。伝えたいことはたくさんありますが、限られた時間の中では、どうしても駆け足になってしまいます。何か一つでも覚えてもらうことが出来たらいいなと思います。


命を救うための手当てを学ぶということで、かなり精神的なストレスがかかったのでしょうか、そのストレスの反動でひどくはしゃいでしまう人(そもそも説明を聞いていないようです 勝手な動きをして友達とキャアキャア騒いでいる)、強がってわざといい加減な動きをする人(大怪我させるような動きや効果のない無駄な動きをしている)、寝たふりして参加しない人(友人が起こしてもピクリとも動かないって、かえって不自然ですよw) かなりカオス。冷静に講習を受けようとしている生徒さんが多いのだか、どうしても不適切な行動をとる人に注意が向いてしまいます。身内でならそんな態度も許容されるかもしれませんが、外部の人間の前でそれは、あまりにひどい。幼なすぎる。


人を助けたい気持ちって、誰もが普通に持っているものだとおもいます。その助け方の練習です。こんなの自分は全然平気だってアピールは必要ありません。はしゃぐ必要も強がる必要もありません。淡々とやるべきことをやれるように学んでいくだけです。


体は大きくなっていても、精神はまだ幼い子がたくさんいるなと強く感じました。

どうか、冷静に講習を受け、正確な手当てを丁寧に行えるよう学びましょう。

途中で消防士さんが強く諫めてくれたのは、熱かったです。GJです。

2023/06/30

日本赤十字社 健康ワンポイント講習(認知症)受講しました 

 6月27日(火曜日)10:00~12:00に日本赤十字東京都支部で健康ワンポイント講習(認知症)を受講しました。無料で受けられます。

 参加者は4人と少な目でした。簡単な自己紹介とかで参加者のお話を聞くと、身近に認知症の方がいらっしゃり、その接し方を学びたい人が多かったように思います。

 私も十数年前ヘルパー2級をとって、デイサービス施設でパートをしたことがあります。しかし、1年もたずに離れた経験があります。一番悩んだのが認知症の方とどう接するかでした。

  今回、学びなおしを目的として参加しました。

・推計での認知症の人数 2025年で700万人(65歳以上の高齢者3500万人の1/5)。

・家族や地域の支えがあれば、認知症の方でも最後までその人らしい暮らしを続けることが出来る。

・認知症は脳の病気である。おかしな行動は病気の症状であり、ご本人の人格に問題があるわけではない。

・正しい対応を学ぶことで症状を悪化させない、人間関係を悪化させない。そして専門家と相談してチームで対応し一人で抱え込まない。

・予防として生活習慣病予防・脳活・人との交流・コグニサイズなど

講習ありがとうございました。基本となる部分は学べたと思います。

AEDの無料貸し出し構想 対象はスポーツクラブなど

 東村山市では市民にAEDの短期貸し出しはやっていません。他の自治体では公共性があれば短期の貸し出しをしているところはあります。(市民マラソン大会とか)。ALSOKやSECOMなどで短期レンタルをしていますが、相場は15,000円~で、気軽に借りることはできません。    そこで...