そこで当初、格安でAEDのレンタル事業を考えていたのですが、これには「高度管理医療機器等販売業許可証」が必要であり、これは新規参入者・他業種からの参入者には無理であることが分かりました。たしかに、病院などに卸す医療機器であれば十分な管理は必要であり、専門知識や経験が必要だと思います。ただ、AEDに関しての日常点検は、本体にセルフチェック機能があるので、管理者はそのインジケータが正常であることの確認、消耗品であるバッテリーやパッドの交換時期の確認だけなので、特に貸出ししても、問題は起きないだろうとは思っています。
レンタルは無理・・・ならば、いっそのこと無料で貸し出せば、なんの許可もいらないのでは?「自分が持っているものを、どう使おうが勝手だろう。」と。ちょっと法的にグレーっぽいですが・・・。
当方のメリット
先日4万円かけて新聞折込チラシを配布したのですが、反応は1名売り上げ500円でした。
不特定に配布するよりは、伝わる人間に伝えた方が良いのではと、思っております。スポーツクラブの指導者さん達なら、応急手当の大切さ・AEDの有用性がよく伝わるのではと思っています。特に屋外スポーツではAED確保が難しい場合も多いのではないでしょうか。
遠征などでAEDをアピールしていただければ、相手チームの指導者も「あれ、いいな~。どこかで借りたの?」となり、「いや、レッドキャップってとこで、チームで応急手当の講習受けたことがあれば無料で貸してくれるよ」「まじか?」ってならないかな~って。
AED本体価格28.6万円耐用年数8年なので、35.750円/年 2,980円/月のコストで宣伝してもらえるなら、安いと思っています。 当教室のAEDはバッテリーとパッドが一体型で、一度使用したら全交換となります。その費用は40,700円ですが、救命使用であるならば回数制限なく交換してもらえる契約となっています。なので、貸出AEDを使用したとしても消耗品の交換費用の請求は発生しません。
利用者のメリット
遠征先や合宿先のグラウンドや施設にAEDが設置されているとは限りません。もしもの時に直ぐに使えるのは安心。お守りとしてAEDがあると心強い。そして、なにより無料であること。もしAED使っても、パッド代等は請求しませんから、必要と判断した時は迷わず使って下さい。完全な心停止の場合だけでなく、もしかしたら心停止するかもしれないから、万が一の保険として使用するのも正解です。パッド代を気にしてAEDの使用をためらわないでください。
継続困難となる場合
盗難・紛失・破損・・・気軽に借りてもらえなくなるので損害賠償請求はしません。が、2台目購入はちょっと厳しいです。高価な精密機械であるので、ぜひ丁寧に扱っていただきたいです。
なるべくいろんな団体から取り合いになるのが、こちらの理想です
どうでしょう?
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